三菱一号館美術館へ、ルドンとその周辺―夢見る世紀 「グラン・ブーケ」展を見に行きました。
黒から色彩への変化が面白かったです。
恥ずかしながらルドンという画家を知らなかったのですが、とても楽しめました。
展覧会のタイトルにもなっている「グラン・ブーケ」の大作の前ではしばし足が止まってしまいましたね。できることならもうしばらく見ていたかったです。
私はいつもPCの画面の中で絵を描きます。デジタルなので、拡大しながら描けば細かいところも書けるし、逆に普通の大きさのものをものすごく細かいように縮小して見せることもできます。
それはそれでCGのいいところだし、私のやり方には合っている気がしているのですが、今日グラン・ブーケを見て、一度くらいは大作を描いてみたいなと思いました。家のリビングの壁に大きなキャンバスを立てかけて描いてみたい。自己満足でもいいから、何か大きなものもたまには作ってみたくなりました。

余談ですが、この美術館とても綺麗です。都心にあってこじんまりした外観かなと思ったら、中は結構広くて見るのに時間がかかりました。中庭のようなところは外の忙しい都会の風景から隔絶されたような感じで、小さいながらに調和のとれた空間が心地よかったです。